2022/05/18

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グラスフェッドビーフ(牧草牛)は魅力が満載!ヘルシーで安心安全、しかもおいしい!!

◆目次◆

  1. 1.グラスフェッドビーフ(牧草牛)に含まれる栄養素とは?
  2. 2.グラスフェッドビーフ(牧草牛)の美味しい焼き方
  3. 3.高い栄養価は、ニュージーランドの牧草にヒミツがある!
  4. 4.栄養価が高く、しかも安心の安全性
  5. 5.グラスフェッドビーフ(牧草牛)の美味しさは世界で認められている!
  6. 6.日本で食べることができるお店

最近よく聞くグラスフェッドビーフ。別名、牧草牛とも呼ばれているこの牛ですが、どんなお肉かご存知ですか。
その名の通り、牧草(グラス)だけを餌(フェッド)として食べて育った牛のことです。それに対し、日本の国産や和牛は、牧草だけでなく穀物も与えていますので、穀物肥育牛(グレインフェッド)と呼ばれています。
ニュージーランドでは、都市部を離れると広々とした牧草地で餌を食べ、のびのびと過ごす牛の姿を見ることができます。

このグラスフェッドビーフ、実はすごい魅力がいっぱい詰まっています!
今回はニュージーランドのビーフを取り扱っているアンズコフーズが、この疑問にお答えしつつ、グラスフェッドビーフの魅力についてご紹介します。

グラスエッドビーフ(牧草牛)に含まれる栄養素とは?

◆栄養素で特に注目、「たんぱく質」と「鉄分」
前述した牧草を食べた牛のお肉には、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。グラスフェッドビーフは、全体的に赤身が多く、栄養価も高いというデータが出ています。
赤身肉は豊富なタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどを含んでいます。ミネラルでも特に鉄はヘム鉄のため、非ヘム鉄と比較すると吸収率が高いことが特徴です。
また、不飽和脂肪酸も含んでおり、オメガ6と3のバランスもよいと言われています。

今回はグラスフェッドビーフの栄養素の中で、たんぱく質と鉄分についてご紹介します。

◆たんぱく質について

たんぱく質は、ご存知の方も多いと思いますが、体内で筋肉や臓器などの体を構成する成分となります。また、ホルモン・酵素・抗体(こうたい)などの体を調節する機能があり、不足すると成長障害や体力や免疫力の低下が起こる欠かせない栄養素です。
たんぱく質は、他の栄養素から体内で合成できず、必ず摂取しなければなりません。

食品に含まれるたんぱく質は、アミノ酸の構成により体内での利用率が異なります。グラスフェッドビーフはたんぱく質の含有量が多く利用率の高いので、良質なたんぱく質と言われています。
同じ、良質なたんぱく質である大豆とその含有量を比較すると、グラスフェッドビーフ100gあたり約30.7gに対し、大豆100g(ゆで)では約14.8g。約2倍の200gを食べなければ同じたんぱく質を摂取することができないのです。


◆鉄分について

もう一つ今回ご紹介する鉄は人体に必要なミネラルの一種です。鉄が不足すると、集中力の低下や、頭痛、食欲不振などの症状が起こります。

鉄分の摂取で代表的なものと言えば、ほうれん草を思い浮かべる方が多いでしょう。グラスフェッドビーフ100gに含まれている鉄分約2.6mgを取るためには、ほうれん草は約3倍の289gほどが必要です。(ほうれん草は、「通年平均/ゆで」)

また、先ほどお話ししましたが、グラスフェッドビーフの鉄分は、ほうれん草などに含まれる非ヘム鉄より吸収率が高いと言われているヘム鉄です。
同じヘム鉄の鶏胸肉の約5倍、豚肉の約2.6倍、白身魚の13倍の鉄分が含まれており、効率よく鉄分摂取するにも、グラスフェッドビーフはおすすめの食材です。


参考)日本食品標準成分表2020年版(八訂)
   beef+lamb NZ『THE ROLE OF RED MEAT』

グラスフェッドビーフ(牧草牛)の美味しい焼き方

美味しいお肉を買っても、うまく焼くことができないともったいないですよね。グラスフェッドビーフは低脂肪の赤身肉なので、火を通しすぎると固くなってしまいます。
ポイントは、①約30分前から冷蔵庫から出し常温に戻しておく、②焼く前に塩は気持ち多めにふる、③最初に脂面から焼き、表面全体を焼いた後、パットで焼いた時間と同じ時間休ませる、この3つです。

焼き方の動画がありますので、ぜひ参考になさってください。

高い栄養価は、ニュージーランドの牧草にヒミツがある!

◆研究された牧草の品種、育てる土壌と『持続可能な農地活用』
ニュージーランドの牛の餌となる牧草は、単なる雑草ではなく、高たんぱく質などの栄養面や吸収率など長年国をあげて研究を重ねた中で選ばれた、クローバーやペレニアムライグラスが主となります。
農家が工夫しているのは、牧草だけでなく、その牧草を育てる土壌作りにも細心の注意を払っています。土壌の状況を検査し、不足している成分を肥料で与えるなどし、品質改善に努めているのです。

牛が牧草を食べてしまったら、その場所は草が生えるのに時間がかかるもの。
そこで行われているのが、ローテーション放牧です。牧草地が疲弊しないように、牛を移動させながら放牧飼育しています。牛の糞尿や地中にとどまった窒素が、良質の牧草の栄養分となります。
まさに『持続可能な農地活用』を実現しているのです。

◆国をあげての強力なバックアップ体制
牧草と土壌の研究については、国の研究機関も強力にバックアップしています。研究内容を農家に共有したり、指導を行ったりしています。

こうした国をあげての取り組みと農家の方々のたゆまぬ努力で作られた美味しい牧草を、ニュージーランドの牛たちは、のびのびと食しているのです。

栄養価が高く、しかも安心の安全性

◆高い安全性
栄養価が高くても、やはり心配なのが、その安全性。
ニュージーランドのビーフは、島国で隔離されているからこそBSEをはじめ口蹄疫などの深刻な伝染病の発生は一度もありません。また第一次産業省(日本の農林水産省にあたる)による家畜の健康の監視があること、厳しい検疫システムなど国主体となった厳重な管理が安全性を強固なものにしています。第一次産業省では、万一の場合に備え、政府を巻き込んだシミュレーション訓練も実施しています。

農場から出た牛についても、しっかり管理されています。2012年7月より、個々の牛に無線ICタグをつけて追跡する電子トレーサビリティ・システムを開始し、一頭一頭すべて、獣医師や検査官が家畜の健康状態、加工過程も含めて安全性を確認することが可能となっています。

◆薬物投与について
また、気になる薬物投与についてですが、ニュージーランドの牛は狭い牛舎でなく広大な牧草地で育っているため、病気になりにくく抗生物質を投与されることがほとんどありません。
もし病気になった場合でも、獣医師の監督下で投与し、一定期間隔離されます。投与した記録は、第一次産業と食肉加工業者によってしっかりと管理されます。
成長を促進させる抗生物質の投与も禁止されており、ニュージーランドは、世界でも最も抗生物質使用の少ない国の一つと言われています。
その他にも、成長ホルモン剤の投与、遺伝子組み換え飼料を与えることも禁止されています。

参考)Use of antimicrobials in New Zealand Sheep and Beef Farming

グラスフェッドビーフ(牧草牛)の美味しさは世界で認められている!

◆どんな味?
ニュージーランドのグラスフェッドビーフの栄養価が高く、安全安心なお肉ということはわかりましたが、果たしてそのお味はいかがでしょうか。
グラスフェッドビーフを食べた人は、「味が濃く、雑味がない」「やわらかく、舌触りがよい」と話します。たんぱく質が多いので、うま味成分をたくさん含んでいることが「味が濃い」ことにつながり、赤身肉なのできめ細かく「やわらかく、舌触りがよい」という食感になります。
言葉だけではなかなか伝わりにくいのですが、しっかり認められた証があるのです。

◆認められた味
2015年より毎年行われている「ワールドステーキチャレンジ」というステーキの大会があります。この大会では、なんと世界各国1,000以上のお肉の、品質や処理の仕方、味などが審査され評価されます。その2021年の大会で、ニュージーランドのグラスフェッドビーフは金賞を受賞しました。
世界のシェフや専門家からなる独立した審査員に、その味とやわらかさ、品質が認められ、お墨付きを得たのです。

ニュージーランドのグラスフェッドビーフは、ヘルシー、安全安心、美味しいの3拍子揃った優れ者なのです。

日本で食べることができるお店

ニュージーランド産のグラスフェッドを味わうことができるレストランが、日本にあります。東京タワー向かいにある「ワカヌイ グリル ダイニング バー 東京」です。

ビーフだけでなく、ニュージーランド産のシーフードや、季節の野菜などこだわりのメニューがたくさん。
ワインもニュージーランド産にこだわり、ニュージーランドワインの最高峰とも言われるProvidenceを始め厳選されたものばかり。

ワカヌイ グリル ダイニング バー 東京は
都営三田線御成門駅のA1出口から徒歩約6分、
都営大江戸線赤羽橋駅の赤羽橋口から徒歩7分、
東京メトロ日比谷線神谷町の1番出口から徒歩約8分の場所にあります。

ランチは11:30~15:00(L.O 14:00)
ディナーは18:00~21:00(L.O 21:00)と昼も夜もお楽しみいただくことができます。
(東京都からの時短要請等により、営業時間が変更となる場合があります。詳細は公式HPをご確認下さい。)

ランチはお子さま用のメニューもありますので、ご家族でお越しいただくことも可能です。

また東京タワーが間近に見える抜群のロケーションのため、特別なお食事には特におすすめ!
ニュージーランドのダイニングを彷彿とさせる雰囲気の中で、グラスフェッドビーフを味わってみてはいかがでしょうか。

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