2020/06/30
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おうちバーベキュー(BBQ)におすすめ!美味しいスペアリブで楽しく、がっつり♪
スペアリブとはどのようなお肉を指すのかご存知ですか?
一般的には豚肉のイメージがありますが、実は牛肉や鶏肉、ラム肉にもスペアリブに相当する部位があります。
スペアリブと言えば、ビールに合うおつまみとしてキャンプのバーベキュー(BBQ)やビアガーデンなどでお馴染みです。
今回は、ニュージーランド産のラム肉や牛肉を扱っているアンズコフーズが、スペアリブについてその部位、選び方、そして簡単で手軽に作れて美味しいラム肉のスペアリブレシピもご紹介します。
最後までぜひご覧ください♪
スペアリブとは?
スペアリブの「スペア」は日本語で「余った」「残った」という意味があり、「リブ」は「肋骨」という意味です。
つまり、スペアリブと言えば肋骨に残っている肉という意味ですが、実際には骨付き肉として売られています。
肉の部位で言うと、お腹側のバラと呼ばれる部分で、赤身と脂肪部分の層が重なったところです。
スペアリブは骨付きバラ肉と考えて良いでしょう。
美味しいスペアリブを判断するには、赤身がきれいな赤色で入っていること、赤身部分が多いこと、白い脂肪分との境がはっきりしているかどうかをチェックします。
また、包丁を使用する回数がなるべく少ない方が鮮度は落ちにくいため、細かくカットされていないものの方がおすすめです!
牛肉ではどこの部位?カルビと同じ?
スペアリブと呼ばれる部位は牛肉にもありますが、一方で「リブロース」と言われる部位が別にあります。
「リブ」と名の付く通り、リブロースも肋骨周りの肉で背中や肩周りの部位を指します。
リブロースはステーキやローストビーフなどに使用される高級肉の部位になります。肋骨があるお腹側のバラ肉は赤身と脂肪部分が何層にもなって重なり、スペアリブもしくは骨付きカルビと呼ばれています。
牛肉のスペアリブの部位は牛カルビ肉と同じと考えて構いません。
焼肉店のメニューでも骨付きカルビと言えば牛肉、スペアリブは豚肉と区別している場合があり、牛肉のスペアリブに限り、豚肉と区別して「ショートリブ」と呼ぶこともあります。
牛肉のスペアリブは結構なボリュームがあるので、骨を外したブロック肉として販売されています。骨付きであればバーベキュー(BBQ)などに使用し、手づかみでワイルドに食べられる点が魅力でもあります。
美味しい牛肉のスペアリブを判断するポイントは、赤身の色がきれいであること、赤色にバラツキがなく、均一になっているものを選ぶことです。
少し黒っぽくなっている部分は、肉が空気に触れる時間に違いがあると考えられます。
脂肪部分の色は牛が食べる飼料が穀物か牧草かなどで多少異なりますが、赤身と白い脂肪分の色がはっきり分かれている方が肉質は良好です。
ラム肉ではどこの部位?
ラム肉にも牛肉と同じく骨付きリブロースの「ラック」と呼ばれる部位があります。
ラックは肋骨の背中周りに該当し、スペアリブに使用する部位とは別です。骨付きリブロースはフレンチやイタリアンレストランでメインディッシュとなる、ラムチョップやステーキ、ローストなどに使用する高級肉です。
ラム肉のスペアリブは肋骨のお腹側のバラ肉の部位です。脂肪部分が多く、ラム肉の風味が際立ちます。骨の部分が大半を占めますが、ジューシーなバラ肉が結構な厚みで付いているので、ジンギスカンよりバーベキュー(BBQ)料理に向いています。
炭火で焼くとジューシーな脂身がとろけ、さらに食感が柔らかくなります。ガーリックや香辛料を効かせてこんがり焼き上げれば、ラム肉ならではの美味しさを味わえるので、羊肉の風味が好きな方には特におすすめです!
美味しいラム肉を見分けるには赤身の部分が濃すぎず、きれいな赤色か淡いピンク色をしており、脂肪部分は真っ白であることがポイントです。
焼くだけでもおいしいスペアリブですが、一工夫したレシピをご紹介しますので、ぜひ参考に調理してみてください♪
材料4つだけ ラムのスペアリブレシピ
スペアリブに使用する部位や特徴についてご説明してきましたが、ここからは実際にラム肉のスペアリブを使って家庭で作れるレシピをご紹介しましょう。
どこの家庭でも用意できる調味料と、フライパン1つでお子さんから大人まで美味しく食べられる、ごちそうスペアリブができあがります。
ラム肉のスペアリブは加熱すると膨張するため、最初に切り込みを入れておくのがポイントです。切り込みを入れることで食べやすくなり、味も染みやすくなります。
〇材料(2人分)
ラムスペアリブ 4本
はちみつ 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
にんにく(みじん切り) 2片
水 1/2カップ
〇作り方
1.ラム肉のスペアリブに切り込みを入れます。
2.ビニール袋にスペアリブとはちみつや醤油、にんにくの調味料を入れ、肉に揉みこみます。冷蔵庫で30分以上置いて馴染ませます。
3.熱したフライパンに油をしき、スペアリブの両面を弱火から中火でじっくり焼きます。両面に焦げ目がつくほど、こんがり焼けたら水を加えて煮込みます。
4.弱火で焦げ付かないように、スペアリブを返しながら、タレをからませます。水分を飛ばして全体で15分程度焼いたらできあがりです。
ラム肉を上手に焼くには、調理する30分ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておきます。冷たいままだと、焼きムラが出やすくなり、ラム肉の本来の美味しさが味わえなくなります。また、火を通し過ぎると硬くなるため、焼く時間に注意してください。
骨付きバラ肉の部位をスペアリブと言い、一般的には豚肉を指すことが多いですが、牛肉や鶏肉、ラム肉にもスペアリブはあります。
ラムのスペアリブは、日本ではまだそれほど馴染みがありませんが、ジューシーなバラ肉がまさにバーベキュー(BBQ)にぴったりです。
アンズコフーズでは、スペアリブだけではない、ラム肉のおすすめレシピを公開していますので、ぜひ試してみてください。